2013.6月号
「脱ストレス」
5月だというのに寒い日が続いていますね。寒くて外に出られないというのは大変なストレスですが、私も最近ストレスには事欠きません。毎月この雑感を書くのもその一つでしょうか・・・そんな中、米国の心理学者が出版した「成功する人の9のストレス対処法」という本があり自分なりに参考としています。内容としては・・・
①「自分の失敗を受け入れる姿勢を持つ」自分に厳しい人だけが成功するわけではなく、人は失敗するのが当たり前と考え、楽観的に生きる方がストレスは少ないとのこと。
②「抽象化して考える」どのような話も受け手の考え方で別な意味に捉える事が出来ます。良い方に捉える分には損はないのではないでしょうか。
③「習慣化する」アインシュタインやアップルのスティーブ・ジョブスは毎日何を着るかと頭を使わず、同じ服をきていました。これも効率化ということでしょうか。
④「興味のあることをする」ストレス解消には当然ですが、“興味ある”と“楽しい”を分けることで、興味があることに常に意識が出来るようになります。
⑤「条件付き実行計画」○月□日までにこれを実行する等、具体的な計画をたてることで、その計画の達成率は2~3倍になるとのこと。
⑥「前向きな独り言をつぶやく」“言霊”との言葉があるように「声に出した言葉は現実の事象に影響を与える」と言われています。前向きな言葉を発することで気持ちを前に進めることが出来ます。
⑦「完璧ではなく改善」“完璧”を好む人は物事がうまくいかなくなると、ストレスや不安を感じます。しかし“改善”を好む人の場合は失敗も成長と捉えることが出来ます。
⑧「小さな前進を意識する」言い訳や怠慢で前進をためらっていると、ストレスは高まり、気持は下がります。
最後に⑨「前向きになれない人も理解する」利益を最大化しようとする「前向き」な考え方もありますが、損失を最小に抑える「後向き」な考え方も成功には必要不可欠な要素です。何事にもバランスが大切ですよね。
①~⑨まで当たり前のことかもしれませんが、実生活の中で全部を実践するというのは難しいのかもしれません。しかし、一日一つでも意識することで「成功」は確実に近くなるのではないでしょうか。まずは③の「習慣化」から、私も黒いタートルネックを探してきます。
魚谷 直世 記